消雪ポンプの凍結予防はどうしたらいいですか

消雪用ホース

凍結防止機能がついていない、もしくは凍結防止ヒーターを取り付けていない消雪ポンプの配管、接続部は特に凍結予防を行ないましょう。

消雪ポンプの凍結予防

ポンプの凍結の予防策は、「電源を入れておく」「予め水を流しておく」「保温」の3つです。

ポンプの電源を入れておく

本格的に寒くなる前に、ポンプの電源を入れて試運転しておきましょう。

ポンプの凍結防止機能は電源が入っていないと作動しませんから、電源を切らない(プラグを抜かない)ようにします。

水を流しておく

流れている川はよほどの低温にならない限り凍りませんよね。ポンプも同じです。

冷え込みそうな日の夜には、水を流しっぱなしにしておきましょう。

少し電気代がかかってしまいますが、破裂・交換になってしまうことを考えれば、無駄ではないと思います。

消雪ポンプの保温

カバーのないポンプの場合、なるべく風に当てないことで凍結予防になります。

ポンプカバーが市販されていますし、DIYで作った囲いを付けたり、押し入れで使う透明な衣装ケースなどをかぶせると手軽です。

特に鉄製の部分を外気にさらさないようにすることが大切です。

消雪用ポンプ

屋外用ポンプカバー

画像:川本ポンプ|屋外用ポンプカバー

下のようなカバー付きのポンプの場合、画像の赤枠部分のようにカバーから金属が露出した部分が凍結しますから、保温テープなどを巻いて保温しましょう。

カバー付きポンプ

なお、特に凍結しやすい場所(日陰、風が当たりやすいなど)なら塩ビパイプの配管にも保温が必要になります。

※当記事は新潟市北区向けです。北海道などの寒冷地には適さない場合がありますので、凍結防止についてはお住まいの地域の業者さんにご確認下さい。